- 2024/11/01
- 新潟大学医学部学生の研究室配属
- 新潟大学医学部の濱田圭吾君(3年生)が、2ヶ月間、当講座で研究を実施しました。新潟大学の研究室配属のカリキュラムの一貫です。嘉糠の講義を聴いて、単身乗り込んできた猛者で、蚊の忌避剤の研究に取り組みました。本学での研究経験が今後に活かせることを願っています!
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- 2024/10/21
- 学位授与式
- 当講座で大学院(再派遣)を修了した吉田拓磨先生(形成外科学講座)に、博士(医学)の学位を授与されました。ヒロズキンバエ幼虫の体重を一匹一匹計測するような、究極のウェットな研究を成し遂げた成果です。今後の益々のご活躍を!
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- 2024/06/25
- 表紙に採用(蚊は腹八分目を知る 〜吸血停止シグナルの発見〜)
- フィブリノペプチドAが蚊の吸血を停止させる作用を持つことを報告した論文(こちら)のイメージ写真が、発表した「Cell Reports」誌の表紙に採用されました。カラフルなATP水による人工吸血を施した蚊が並んでいます。
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- 2024/06/21
- 論文発表(蚊は腹八分目を知る 〜吸血停止シグナルの発見〜)
- 哺乳類の血液中に存在する「フィブリノペプチドA」が、ネッタイシマカの吸血を停止させる作用を持つことを発見しました。 宿主の皮膚に止まって血を吸い始めた蚊は、血中に存在する吸血促進シグナルを受容することで吸血を継続させます。多くの場合、蚊は満腹になる(腹部が膨満する)前に吸血を停止し宿主から離れますが、吸血を停止させるシグナルについてはよく分かっていませんでした。 宿主の血液が凝固するときに産生されるフィブリノペプチドAが、吸血の進行に伴ってネッタイシマカの体内で蓄積され、吸血促進シグナルよりも優位に作用して吸血を停止させることを明らかにしました。論文はこちら。プレスリリースはこちら。
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- 2024/03/25
- 2023年度末フェアウェル
- 約4年半テクニシャンとして勤務された岡本裕子さん、卒研と修士課程の研究を実施した中野佑理江さん(日本獣医生命科学大学)が当講座を”卒業”されました。それぞれの新天地でのご活躍を願っています!
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- 2024/02/16
- ガーナにおける黄熱ウイルス媒介蚊研究
- AMED新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点活用研究領域)により、ガーナにて黄熱ウイルス媒介蚊研究を実施中です。今回の渡航では、ボルタ川流域で蚊採集をおこないました。ユニット医学研究で、医学科3年生の鈴木美菜さんも参加しました。現地のJICA事務所および日本大使館での情報交換も実施しました。
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- 2024/02/01
- 2023講座リトリート開催
- 今年度の講座リトリート(合宿研究発表会)を小田原にて開催しました。1泊2日の日程で、1人あたり45分の持ち時間で、研究の進捗状況をまとめて報告するものです。1年に1回の区切りとして、自身の研究をブラッシュアップします。
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- 2023/12/13
- 特任助教またはポスドクの公募(寄生虫の操作)
- JST CREST「細胞操作」の採択研究課題「寄生虫を操作する」について、分担課題(研究分担者:嘉糠洋陸)の研究推進を担う特任助教またはポスドクを募集します。操作技術が未発達な寄生虫種において、ゲノム編集等の技術的ブレークスルーを達成し、寄生虫操作の方法論の確立と特徴を生かした有用な機能付加を目指します。本分担課題では、寄生虫種として、芽殖孤虫および豚鞭虫を対象にします。詳しくはこちらをご覧ください。
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- 2023/12/11
- グローバルヘルス合同大会2023
- 嘉糠が大会長のひとりとして主宰した、グローバルヘルス合同大会2023が東京大学本郷キャンパスで開催されました。参加登録者は1500名を超え、4学会合同ならではの多様な企画で盛会となりました。詳しくはこちらをご覧ください。
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- 2023/10/12
- 成医会学生ポスター賞受賞
- 第140回成医会総会において、医学科3年の鈴木美菜さんが学生ポスター賞を受賞しました。演題名は「媒介蚊が保有する黄熱ウイルスvDNAの検出を目的とした等温遺伝子増幅法の開発」です。鈴木さんは、2年生の頃から熱帯医学講座に出入りをし、「ユニット医学研究」で黄熱ウイルスの研究をしています。おめでとうございます!
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